仕事をしていると人間関係の問題が必ず出てくる
仕事をすることと人間関係はほとんどの場合、切り離せない関係にあります。
- 理不尽な仕事の任され方をしている
- 評価がいつも不公平で納得いかない
- 私的な感情で上司が指示を出してくる
- クレーマーの対応でストレスが溜まっている
そして、誰もがそんなストレスから解放されて気持ちよく仕事をしたいと願っています。
仕事の本質は「作業?」「貢献?」
もしも仕事の本質が「作業」だとしたら、人間関係は非常に煩わしく辛いものになるかもしれません。マイペースで淡々と作業ができた方が楽だからです。
でも一方で仕事が「貢献」つまり、人の役に立つこと。だとしたらどうでしょうか?
その煩わしさこそが仕事なのかもしれません。
今やっている仕事が「作業」に近く感じられるのか?「貢献」に近く感じられるのかは人間関係によります。
サンタクロースがプレゼントを配るのは?
サンタクロースはおそらく世界中の子供達を愛しています。
だから、プレゼントを配ることを「作業」とは思わないでしょう。
「貢献」と呼ぶと少し硬いですが「喜ばせたい気持ち」のあらわれとしてプレゼントを用意して、世界中に配りに行きます。一人一人の子どもに合わせることが煩わしいとは感じないでしょう。
相手を知ることで「作業」から解放される
お客さんと接している人は相手の喜ぶ顔が見えます。しかし、社内の仕事になればなるほどお客さんの顔が見えません。だからこそ無機質な書類やパソコンに向き合っている作業のようになってしまうこともあるかもしれません。
例えば、医療においては血液検査の血液は患者さんの命です。
でも、ラベルが貼られて並んでいるとそうは感じないかもしれません。
喜びを分かち合う感情の共有
もし、自分の仕事が誰かに喜ばれたら?
企業のCSRと協力して、その企業が頑張っていることや工夫していることをその担当の人(普段広報・プレゼンなどをしない人)に学生や一般の社会人の前で発表してもらう場を作っています。それにより企業の人は生き甲斐を感じ、参加した学生や社会人は新しい知識や未来のビジョンを得ます。
実践心理学講座はそんな交流のベースにもなっています。