実践心理学講座スタッフの山岸美保子です。
先月から実践心理学講座のブログはスタッフ持ち回りで書くことになりました。

普段、裏方でさまざまに動いているスタッフがこのブログを通して、どんな人たちなのか知ってもらえたら良いなと思います。


なんのために書くの?

スタッフ 持ち回りで書くことになったので、改めて「なぜ実践心理学講座のブログを書くのか」、それぞれの想いを聞いてみたくて、スタッフのメッセージグループでブログを書く目的を聞いてみました。

変な質問してきた・・・
と思われそうですが、始まりや何かの節目、区切りのときに「自分はなんのためにこれをするんだろう」ということを言葉にしておくと、こころの拠り所みたいな戻れる場所になってなんだか好きなのです。

 

すぐ返事がもらえました。

「あの時、実践心理学講座を見つけていれば、今、手首の傷はないのかもしれない。だから、自分と同じような境遇の困っている人に実践心理学講座を見つけてもらいたい。」

「一生懸命活動をしても、必要としている人に届かないと意味がない。1人でも多くの必要としている人に必要な情報を届けたいのです。」

「ブログを書くのは苦手ですが、私も1人でも多くの人に実践心理学講座を見つけてもらいたいです。」

「不安障害、対人恐怖が酷かった自分が今こんな風に楽しく生活できているのは奇跡。実践心理学講座は自分にとって原点だから。」

返事をもらって、変わらぬ思いが嬉しいと思いました。
これらの言葉は実践心理学講座のスタッフになった頃にも何度か聞いたことがあったからです。

子どもがお気に入りの絵本を何度も読んでもらいたがって、お気に入りの場面がちゃんと出てくることで安心し、また喜ぶように、私はこの方たちのこのような想いを聞くことが好きなのだと思います。

元気を失ってしまっている人、消えてしまいたいと思っている人、それを傍で支えている人…、そういう人たちに変わらぬ思いで届けたいと思っていてくれているのです。

 

拠点が違って、あまり面識のないスタッフの方も返事をくれました。

「自分自身が最初に参加した時のことを思い出し、どんなに元気づけられたかを伝えられたらと思う。」

「僕は一時期、毎日自分のブログで「死にたい」と書きまくってたのですが、ある人のブログを読んで気持ちが楽になり、それで僕は心理カウンセラーになってます。実践心理学講座のブログもそうした循環が起こせると思います。」

「ブログは書き手と読み手の「場の共有」、コミュニケーションだと思います。」

少し前までの自分を振り返り、実践心理学講座を活かしてもらいたいという思いが伝わります。

私自身がスタッフ皆さんの言葉に力をもらい、改めてこの方々と出会えてよかったと思います。生きていてくれていて良かったと思います。

スタッフの言葉に中に垣間見られるように、当人に、本当にとても大変なことが身の上に起こり、死を選ぼうとまでしました。
そんな方が、生きることに価値を見出して今に至っているのが実践心理学講座の現実です。

実践心理学講座を主催されている椎名先生の言葉です。

「僕は実践心理学講座が立ち直りの一歩になる人がいると信じています。いつも講義で叫んでいるとおりです。」

 

「生きててよかった。」「自分で良かった。」

あなたにもそんな気持ちがどこからともなく沸いてくる、そんな時間を味わって頂きたいのです。