こんにちは、クニです。

「デジタル錠剤」をご存知ですか?
たまたま見かけたワイドショーで取り上げられていました。
技術革新が進んでいるのですが、なんだか...

そこで今回は、実践心理学講座の根底にある理念
「クスリより効く人のココロ」についてお話します。

実践心理学講座の理念は、
講座に参加した方なら何度か聞いたことがあるかもしれません。
講座を思い出して、「そうだったよなぁ」と実感していただけた方もあるかもしれません。

この記事をきっかけにもう一度「クスリより効く人のココロ」について
考えていただければと思います(*^^*

では、早速、行っていきましょう。

そもそも実践心理学講座の理念とは何ぞや?

2008年から始まった実践心理学講座では大切にしている考え方があります。
そのひとつが「クスリより効く人のココロ」です。

メンタルクリニックの待合室で始まった実践心理学講座は、講座を通して患者さんたちがコミュニケーションを始め、雑談を通じて、仲間が増え、やがてクリニックから卒業したという実績をきっかけにはじまりました。
私自身4年間うつ病経験がありますが、夢を語り応援し合う仲間達との出会いがクスリや通院からの卒業に繋がりました。 他人と比較しない、温かい応援、ここにいていいんだという居場所が誰にでも必要なのす。
多様な人が集まり、お互いの違いを認め合い、自分の存在を認めてくれる、承認しあえるそんな場所を作ろう!
実践心理学講座は単なるお勉強の場ではなく、「実践」を通じて人の成長を促す場所です。

「デジタル錠剤」とは?

 さて、違和感を感じた「デジタル錠剤」とは、どんなものでしょうか?
日本の製薬会社がアメリカ食品医薬品局で承認を取り、ニュースとなりました。
具体的には、錠剤にセンサーを埋め込んだものです。
体に張られた検出器に服用した錠剤のセンサーが反応し、
そしてスマートホン経由で処方した医師や家族に伝わるという仕組みです。
重篤な統合失調症やうつ病などの精神疾患患者が対象です。
 投薬による治療が適切に行われ、無駄になる薬のコストを削減したいというのが表向きの狙いです。個人情報の保護などという懸念をメディアは通り一遍の反論を示しますが、医薬品による個人のコントロール感が拭えません。人のココロより大切なおカネという感じが伝わってきます。
技術革新が進み、利便性という名の下、多様性が損なわれるそんな印象をうけます。

「くすりより効く人のココロ」

 デジタル錠剤が日本で認可を受けるのか、いつ普及するのかは不明です。
身体にとっては異物となるクスリによる副作用、依存性は存在し続けます。
そして、クスリを利用する前にできる対処は出来る限り行っておきたいものです。
まして、
メンタル不全においては、自己評価感の持ち方やコミュニケーションの未熟さも一因といわれています。これらは自分が改善しようと思えば、改善できるものです。
だからこそ、ありのままの自分でいいんだと感じさせてくれる気軽に関わることができるコミュニティが必要なのだと思うのです。
あなた自身が、大切な人が、
「自分に対する評価が低い」
「コミュニケーションが苦手」
という方は、ぜひ以下は実践心理学講座を試みては如何でしょうか?