2017年12月7日(木)「自己肯定感の高め方」を五反田校にて開催しました。
五反田の会場は就労移行支援施設サンライトさんの事務所をお借りしています。就労移行支援施設は主に精神や発達障害を抱えている大人が就労できるようにサポートをする場です。自己肯定感の低さは就職や恋愛、人間関係全般に影響します。実践心理学講座は心理学を日々実践する場、実践するために身につける場として6年以上続いているコミュニティです。
子育ての悩み
今の子供達は自分に自信がない。自分なんて歓迎されていないんだと感じている子もたくさんいます。それは社会が彼らに対して冷たいから。パーティに参加しても受付が気づかず、内輪で盛り上がって、誰も話しかけてくれなかったら、、、「何だか歓迎されていないみたいだな。疎外感や孤独感を感じちゃうな」と思うことでしょう?それが現世に対して起きていたら、生きる意味を見つけられないのも当然です。今回はそんな子育ての現場で一人で悩みを抱えている人も多く参加されているようでした。
誰に話しているの?
コンビニの店員さんが「いらっしゃいませ」と言います。マニュアル上のお客様に対してです。私たち個人に対して「いらっしゃいませ」と言っていません。だからこそ、お客様が小学生でも「カードはありますか?」のような対応になります。子供達は「誰に言ったの?」と感じます。私、お財布も持ってないのにカードとか無いよ?
彼らに人として会話をしている人がどれだけいるでしょうか?マニュアルの先生、マニュアルの医者、マニュアルの、、、親が忙しかったらアウトかもしれません。その結論は「私は要らない子」という感覚です。それでも自己肯定感を高くするにはどうしたらよいでしょう?
その前にお母さん
そんな子供達を支えているお母さん達はいっぱいいっぱいでわからない未来を一生懸命に探しています。椎名先生が近くに寄るだけで、涙が溢れそうな目になり、顔が赤くなり、声が震えます。そんな状態で育児なんてできないだろうに必死で踏ん張っている。それを何とかしたいと感じる会でもありました。
参加者の声
本日は特に先生、スタッフの方の思いが伝わる良い講義だと感じました。20代の女性が自死してしまったお話で、やれるだけのことをやったつもりでも結果として、不幸になり、ご両親、警察から疑われてしまうこともあり、それでも自らを反省するとともに同僚を守りつつ、毅然と説明をしなければならない心を考えると大変辛い面もある、責任重大な仕事であると改めて感じました。
椎名先生のお話をもう夢中で聞かせていただきました。温かい、心からの偽りのない言葉が本当に伝わってきて、素晴らしい時間でした。今日はありがとうございました。
熱い思いがほとばしるカウンセラーのあり方に椎名先生、岩田さんの司会、絵本の朗読が生きるエネルギーになりました。どんな苦手な人でも「人は素晴らしい」と思い直し、明日も明るい気持ちになるのがこのライブ感であり、ホンモノ感である。ありがとうございました。今日は久しぶりの感動を味わいました。
私もあなたの存在が大事だよと伝えられるカウンセリングをしようと思いました。ありがとうございます。
アットホームな感じ、参加しやすかった。自分で悩まずにこの講義に参加したら良いと思う。自分自身自己肯定感が低いと感じていた。相手に対して考える。自分のことを後回しにする、、
実は疲れて眠かったのですが、朗読など変化に富んだ講義のおかげで最後まで参加できてよかったです。時間があればまた参加したいです。ありがとうございました。
以前にキリスト教関連の講習に参加し、そこではto Do よりto Beという合言葉のような教えがありました。本日のお話も同様に究極の生き方であり、現実に流されないよういつも忘れずに生きていきたいと思います。
次回のご案内
次回12月14日(木)の講座は「一瞬で気持ちを切り替える方法」です。
・気持ちが切り替わりにくい人は精神的なダメージを増幅させてしまう
・休職者が5名いた会社の休職者が1年間で0になった簡単な方法とは?
・緊張しやすい。落ち込みやすい人にも必見の方法です。
心理学は本を読んでもなかなか出来るようになりません。スクールに通ってもその卒業生を見る限りできているとは言いにくいのが現状です。なぜそうなってしまうのか?それは心理学は実践して意味があるものだからです。
心理カウンセラーの資格を取ったけど、、、傾聴の勉強をしたけどものにならない人その理由がこの講座にあります。
*facebookからのお申し込みはこちらの各イベントページから
五反田校アクセス
会場 五反田校:東京都品川区西五反田2丁
就労以降支援事業所サンライト
・山手線五反田駅A2出口より徒歩5分