こんにちは。

実践心理学講座スタッフの藤川です。

お正月もあっという間に過ぎてしまいましたね。

私の友人は不思議と遠方に住んでいる人が多く、滅多に会えない人もいるのですが、

その内の一人が先日ひょっこり東京に遊びに来てくれました。

私は不思議とその人の前では

本当に素直な自分を出せるのです。

考えていることが分からなかったら、正直に「どういうこと?」と訊ねるし

違う意見であれば「そうなんだ!私は違うように思っていた」と

正直に伝えることができます。

それも喧嘩腰にならず、自分でも驚くほど穏やかに伝えることができます。

その時、その人は、いつもは見えていない自分を見せてくれる鏡になってくれています。

そして、いつも忘れている自分の一部を取り戻せたような気になって嬉しいのです。

仕事やいろんな関わりの中で

本当の気持ちだけで過ごすことはとても難しい世の中で、

たいていの人は、正直な気持ちや感情を隠して押し殺して生きています。

本当の自分が見えなくなって、分からなくなって

吐き出さないで溜まった感情が行き場を失って暴走します。

自分の思いや感情を上手に伝えることができて

やり場のなかった感情をきちんと昇華できる場所があれば、

本当の自分を思い出させてくれるコミュニケーションがとれる相手がいれば、

職場や学校でも感情を暴走させることなくきちんと伝えられるようになるのだと思います。

実践心理学講座は、その感情を昇華させられる場所であると同時に

どうすれば自分の気持ちを上手に伝えられるのか、

どうすればコミュニケーションがスムーズにいくのかを

教えてくれる場所でもあります。

本当の自分は、人を介して分かるものなのかもしれないな、

そんなことを感じた年頭でした。