実践心理学講座スタッフの梅木です。

ご無沙汰してしまい失礼しました。

先日の春分の日は、関東でもとっても珍しくこの時期に雪が降りましたね。
私は、母と弟と旦那と、母方の祖父母のお墓詣りの約束をしている日でした。

春と秋のお彼岸に家族でお墓詣りに行くのは、毎年恒例の行事となっています。

私はおじいちゃん子だったので、幼少期に一番安心できる場所は、おじいちゃんの膝の上でした。
離れて暮らしていたので、時々会えると嬉しくて、いつもその膝の上を陣取っていました。

そんなおじいちゃんへの感謝の想いと現状報告をするために、今は姿なきお墓の前で向き合うと、いつも心がリセットされます。

 

その前の2月末に、友人が主催の自主上映会で『うまれる』というドキュメンタリー映画を観てきました。

4組の家族のドキュメンタリーを通して、いろんな感情を味わって、終始泣きっぱなし。

生まれてきて、今生きているだけで、本当に貴重な命。

私自身、親子関係のことは何度も何度も向き合ってきて、概念や知識で知っていたけれども、改めて全身で体感しました。

『記憶には全く無いけど、私が親を選んで生まれてきたんだ!!
生んでくれてありがとう♥』
って、心から感じて伝えたくなり、映画を観た直後に母親に話ました。

母もいろんな思いを抱えていたようで、いろいろシェアしてくれたので、耳を澄まして傾聴して、受け取っていて…。

最後まで聴いた後、
“私がお母さんを選んで生まれてきたよ。生んでくれてありがとう♡
先祖代々の繋がりを大事にすることを教えてくれてありがとう♡”
って伝えたら涙が止まりませんでした。

母もその想いを受け取ってくれて、
“お母さんも、T(弟)にも伝えたけど、子供がマユミとTで良かったよ。生まれてきてくれてありがとう!”
って言ってくれて、更に号泣。

しかも、
「本当に悩んだりしたときに芯のところを話せるのはマユミだけだよ。何かあったらすぐに連絡するからね」
と言ってくれました。

信頼されてるし愛されてる
ってことを改めて体感して本当に嬉しかったです!

もう一歩、深く母親と人として繋がれた体験でした!!

 

この会話をした後で久々に会った母は、いつも口にするようなネガティブな言葉をほとんど吐くことなく、とても穏やかでした。

 

あなたを無償で愛してくれている人が居ることに気付いていますか?
感謝を伝えていますか?

周りを改めて見渡して、耳を澄ましてみましょう!

ちょっと恥ずかしいかもしれないけど言葉に現してみましょう!

新しい世界が目の前に拡がります☆