季節がよくなり、

上着を着ていると暑く感じる昼間は、

ウォーキングでもして

身体を動かしたくなるこの頃ですね。

たまに

速足で少し長い時間歩いてみると息が上がり、

日頃の運動不足を痛感してしまいます。

 

 

さて、

先ごろ日本人の自己肯定感に関するニュース報道が

目に留まりました。

テレビのニュースでも取り上げられたようですので、

記憶に新しいかもしれません。

独立行政法人国立青少年教育振興機構が

日本の高校生の心と体に関して

アメリカ、韓国、中国の高校生と比較した

調査結果をまとめた報告書を公表しました。

これは定期的に行われているもので、

私も知っていましたので

過去からの推移も気になるところでした。

高い自己肯定感をもつ高校生の割合は

4カ国で最低であり、

他国の半分以下であり、

相変わらずといった印象を受けました。

ただ、

前回調査時よりは

その割合が高くなってきているようで、

少し胸をなでおろしました。

自分には

価値があると考える

高校生はまだまだ少なく、

日本人の一般的な傾向でもあります。

出典:独立行政法人国立青少年教育振興機構

高校生の心と体の健康に関する意識調査報告書 日本・米国・中国・韓国の比較(平成30年3月30日発表)

 

<気づき>

私が、

自己肯定感という言葉を意識したのは、

実践心理学講座でした。

講師の椎名先生の

面白く、

わかりやすい説明に、

自分の中で長年つっかえていたモノの正体がハッキリとわかった気がしました。

私自身、当時は、次のような傾向がありました。

・20年近く同じ分野で仕事をして来たのに自信がない

・色々なものが手に入ったのに満足感が感じられない

・いろんなことに取り組んでみるものの、成長せず停滞感がある

・人に頼ることができない

・ついつい、自分だけが悪いと思ってしまう

などなど

もともと自己肯定感が低く、

自己肯定感を高めようとしていた行動が

不適切なものだったことに気づかされました。

それからというもの、

講座が楽しく毎週のように

実践心理学講座に通うことになります。

 

<変化>

実践心理学講座に通う中で、

自分の中の変化が現れてきました。

参加当初は、

先生やスタッフの皆さん、

他の参加者との関わりの中で、

居場所があること、心を通わせてくれる人との出会いで

自己肯定感が高まっていきました。

やがて、

自ら他の参加者との関わるなかで、

相手の話を聴き、

共感できたことで

自己肯定感が高まっていきました。

 

様々なワークを小グループの中でリードするうちに、

自己肯定感が下がっても自分の力で

もどす復元力がついていきました。

 

まるで、空のコップに注いでもらっていたものが、

溢れると他の人に分け与えられるようになり、

自分の力で注ぐ量を変えられるようになったような

状態になりました。

<トレーニングジム>

私にとって実践心理学講座は自分の自己肯定感を高めるトレーニングジムのような存在です。

自分を鍛えてくれる場所になりました。

周りを見渡してみると

学校、職場、地域、

場合によっては家庭においても、

自己肯定感を下げることはあっても、

高められる場所は少ないのではないでしょうか。

それ故に、

自己肯定感を満たしてくれる場所、

高めてくれる場所が必要だと感じています。

私は、そこに実践心理学講座の価値を感じています。

クニ