【体験談】パニック障害に20歳から
このページの目次
パニック障害が仕事の失敗のショックから
パニック障害が出始めたのは20歳の時でした。
仕事中失敗をしてしまいたいしたことではなかったものの失敗してしまったショックからか胸が苦しくなり始め息を吸うのもやっとという状態になり過呼吸になってしまいました。
ハァハァと短い息しかできず自分はこのまま死んでしまうのではないかと思いました。まさにパニック障害の症状でしたが当時はそれがパニック障害だとは知りませんでした。
周りの方達が背中をさすってくれたり袋を用意してくれたり5分程で落ち着きましたが、その日から緊張したり不安になったりイライラした時などに同じような状態(パニック障害)になり心配した家族が病院に連れて行ってくれました。
そこで初めてパニック障害だと分かりました。
パニック障害だとわかっても症状は改善せず
しかし、病名がパニック障害だと分かったところで症状がよくなる事もなく事あるごとに過呼吸を繰り返しました。
息をしたいのになかなか吸えなくて目の前が歪んで行く感じはとても恐怖です。
死んでしまうのではと何度も思いました。
パニック障害の発作は何度体験しても慣れることはありませんでした。
一旦、パニック障害が治ったと思ったのに
パニック障害の症状が落ち着いてきたのは結婚して子供が産まれてからです。
可愛い我が子を見るたびに心が癒されイライラも消され不安もありませんでした。何カ月もパニック障害の発作が起こらずにいたので治ったのだと思いました。
でも子供が成長するにつれ育児の大変さは酷くなりイライラしたり将来に不安になったりし始めたらまたパニック障害の発作が起きてしまい再発してしまいました。
苦しくて辛いパニック障害の発作がまた起きてしまったことに対してのショックは大きかったです。
パニック障害が落ち着いてからも
そして今現在も落ち着いてきてはいますがたまに発作が起きます。精神科に通いカウンセリングを受けお薬を飲みながら様子を見ています。少しずつ弱くはなっていますがやはり怖いです。なので日々感情的にならぬようにきをつけながら生活しています。
今までの経験で感情的になってしまった時にパニック障害の発作が起こることが多いので余計な事を考えぬように子供と穏やかな時間を過ごすように心がけています。パニック障害を思い出すことがないような日が早く来ないかと思います。
パニック障害対策は感情的な中心を別に作ること
カウンセリングの効果を更に増すために
うつ病やパニック障害、休職中の方が無料で集まれる会を毎週開催しています(一般の方は初回無料)。実践心理学教室(神田・町田)は700回以上無料で開催している心理学教室です。参加者の半数は都内のクリニックから集まってきます。パニック障害かどうかは人によりますが、うつ病など様々なメンタル不全の方とそれをサポートする立場の人が集まっています。多様性がありながらも誰も傷つかないやわらかい雰囲気で会が進められています。その理由は講師自身が8年間のうつ病、引きこもり、自殺未遂などを経験しているからです。
パニック障害の人は通うことも難しいケースがありますが、協力しあい(仲間が駅まで迎えにいくことも)通っています。興味があることをする。仲間と協力しあうなどパニック障害とは直接つながらない思いが動機にあるとパニック障害の症状がでにくくなることも良くあります。都内の方はぜひ参加してみてください。