ありがとうを言われる仕事
他の人に貢献できることで自己肯定感はあがる
自己肯定感と聞くとどうしても自分の問題のこととして思いがちですが、実はそんなことはありません。
変な話、自分がどう思っていても自己肯定感に包まれてしまうことがあります。
それが他の人にありがとうをたくさん浴びせられた時です。
アドラー心理学風にいうと「他者貢献」ともいいます。
今日はそんな他者貢献で自己肯定感をあげてしまったボディケアの仕事をしている人の体験談をご紹介します。
同期よりも遅かったデビュー
私はボディケアの仕事をしています。上京して同期は100人、全員が同じ研修をしていきますが、やはりそこはセンスがあったりのみこみが早いひともいて技術をより効率的にあげるためにグループ化されました。
私は専門学校でもボディケアを習っていたのに一番習得が遅いグループになりました。昔から容量が悪く、センスのカケラもなかったので当たり前だとはおもってのですが、すごく悔しかったです。それから研修を続け店舗に配属されました。同じ店舗に新人3人配属されたのですが、リーダーがチェックしてお客様に入れると感じたらデビューということでした。1人はすぐにデビューして私といもう一人は練習の日々。厳しいことを言われなく日もありました。
そしてもう一人の子もデビューが決定し、あとは私だけ、、、辛かったですが、技術が足りないのだからしょうがないとずっと練習をしてました。
ついに私もデビューできることになり、緊張の中お客様をケアしました。まだまだ新人なので練習などを積極的にして会話の流れなども考えてなどして毎日を過ごしていました。
私たちのお店は基本的に指名制ではなく、もしいいと思ったスタッフがそのとき空いてれば接客するという形式なので、もともと指名をする人は少ないですが、上手いスタッフほど指名のお客様が多かったです。
デビューして約2か月すぎたときに、接客したお客様に「すごく気持ちよかったわ」と言っていただき名前を聞かれ、次また来ます。と声をかけて頂きました。嬉しくて嬉しくて周りのスタッフも喜んでくれました。頑張っててよかったし、大げさかもしれませんが、本当に生きててよかったと思いました。
そのお客様は次来店したときも指名してくださり今もずっと通ってくださっています。