うつ病なら枠を壊してしまおう
枠を壊すとは
あなたは自分の限界を自分で決めてしまってはいませんか?
今日よりも明日の体調が良くなることもないし、まわりの環境がよくなることもない
確かにつらいことがあるとそんな風に考えてしまうこと何度もあります。
病気を治したい、元気になってみんなと同じように暮らしたい、そんなようには思いませんか。
そんなときにはまず、自分の考えている枠をはずしてしまうのです。
自分が勝手に限界だと決めているルールを壊すのです。
あなたは元気になれるし、今よりずっと活躍できるのです。
下の文章は、親子関係という枠を壊して幸せになった人のお話しです。
宗教にはまってしまった母親
私にはとある宗教団体に属している両親がいます。はじめは母一人で宗教活動を行っていましたが、月日が経つうち家族全体で宗教活動をするようになっていました。
私はそれが嫌で嫌でたまりませんでした。でも母や家族の事が大好きでしたので(いわゆるマザコンというやつだったのだと思います)、反発しつつも、『何も見てない・知らないのにただ反発をするのは間違っているのではないか』『それが生き甲斐になっているのであれば否定する権利は私にはないのではないか』『家族と上手くやっていくためには認めていかなくてはならないのではないか』とたくさんの思いが私の中を渦巻いていました。
そんな生活が始まったのは私が中学2年の14歳の時です。様々な集会や法要につれていかれ、奉仕活動もしました。ですが一向に私の中の反発心は消えません。
母は私が反発をしていることを知っていましたが、行けばわかると強要しました。私も行かなくては母が不機嫌になるし、行けば喜んでくれるとわかっていました。
そして前文にも書いた通り、『まず見て知ってから自分の答えを出さなくてはならない』と思い足を幾度も運んでしまったのです。絶縁と幸福
そこから時は流れて21の時に妊娠し家を出ます。家を出てからも母の強要は続きます。
『母はそういう人だ』と上手く関係を築いていくためには多少の我慢や認めていくことも必要であると、反対している主人をなだめつつそこから数年黙って過ごします。
(うっかりしたら母とは絶縁になってしまうと思っていました。)
次第に産まれた子どもや主人にも強要してくるようになり、強要の度合いが依然と比べ凄まじいものになっていました。
あまりに強要がひどく、それが原因で夫婦げんかも増えました。実家と家庭で板挟みになり、気持ちの限界を迎え、とある日母に気持ちを伝えます。
すると大変激怒し、脅しともいえるような罵声を浴びさせられます。
結局それをきっかけに母との関係に距離が出来てしまいましたが、(母は私の思いをしりつつも、のこのこついてくる私に期待してしまっていたのでしょう。申し訳なく思っています。)14年悩み続けてきた出来事にようやくピリオドを打つことが出来、これまでにない幸福感で家庭を築くことが出来ています。当時は鬱になりいっそ楽になりたいと思ってしまったこともありましたが、思い切って母に自分の想いを打ち明けてよかったと思います。
出なければ私は自分の人生を生きられなかったでしょう。
親子関係だって枠の一つ
親や親しい人からいろんな圧力を受けて苦しい思いをしている人はその圧力の中から抜けられないと考えてしまいます。この人はそんな関係に嫌気が差して、母親と結果的に離縁することにより幸せな日々を手に入れています。
親子という枠ですら幸せにはいらないものなのかもしれません。
今、あなたと仲良くしている友達ですら幸せには必要ないかもしれません。
何か新しいことをはじめようとすると今ある関係は壊れてしまいます。
しかし、新しいことをはじめると新しい関係をたくさん作ることができます。それはおそらく、今ある関係よりずっとたくさんです。
その関係はきっとあなたを幸せにしたり、手伝ってくれたり、そんないいことをもたらしてくれる仲間たちです。
あなたが必要なのは誰から止められてもやってみたい簡単なことをやってみる。人のいうことを聞かない。
そんな簡単なことです。
もし、実践心理学講座に来て、一言、何かをしたいといえば、とりかえしのつかないくらいの助けがあなたに押し寄せてきて、一週間もすると生活は激変してしまいますよ。