うつ病を悪化させないたった一つの簡単なコツ
今に意識を向けよう
いつもちょっと前のことや明日の仕事のことを不安に思ってすごしてはいないでしょうか。
昨日の仕事の失敗を引きずって、明日の上司の顔を思うとつらくてつらくて仕方ない…。
そんな風に考えてしまう自分を変えてみたいとは思いませんか?
実は、こんな風に昔のことを思い出して嫌な気分になったり、先のことを不安に思ってしまう感情をとても簡単な方法で解消することができるのです。
それでは、下のとある人の体験談をごらんいただきましょう。
私は日々生きてて良かったなと思います。
例えば家族で美味しいものを食べに行った時です。
美味しいお肉を食べると幸せな気持ちになりますし、お肉と一緒にお米を食べると日本人に生まれてよかったの思います。
隣には私と同じように美味しい食事に顔をほころばせている家族がいて、お互いに顔を見合わせながら「おいしいね」なんて気持ちを共有するとすごく嬉しくなります。
他には、例えば大好きな漫画や小説の続刊が出た時です。前に読んだ巻から新たにどんな話が展開するんだろう考えると発売前からワクワクして今か今かと発売日が待ち遠しくなります。そしていよいよ新刊を手に入れて読めばその世界に引き込まれて夢中になります。
その瞬間の日常から切り離されて別の世界にどっぷり浸る感覚はとても幸せなものです。読み終えればその瞬間から続きが気になり始め次の巻の発売までなんとしても生きるぞ!って気持ちが湧いてきます。そうしてまた続刊を手にしたとき生きててよかったと感じるのです。この世には娯楽があふれています。
さらに科学の発展とともに次から次へと新しい娯楽が生み出されています。生きていればそれだけ新しく素晴らしい娯楽と出会う可能性があります。そんな娯楽と出会ったとき「今まで生きててよかった」と思えるはずです。
簡単なことから楽しんでみる
何か気づきましたでしょうか。
この人は毎日毎日、ほんのちいさなことに気を向けて毎日を楽しんでいます。
きっとこういう人も怒られることもあったり、ミスを悔やんでしまうこともあると思います。
しかし、今の楽しみに目を向けることで悩んでいる時間を単純に減らしているのです。
少し、考えてみてください。
上司に怒られた後に、あなたの好きなタレントが目の前に現れたとしたら?
きっと、悩みどころではなくなっていることでしょう。
悩みというのは、「今、目の前に起きている」ことに意識を向けてしまえば簡単に抜けてしまうのです。
私たち、人間の頭は複雑にみえますが、単純な仕組みにもなっていたりします。少し、悩んでしまっているかたは試しにあなたの好きなタレントの画像を眺めたり、好きな場所の画像検索をしてみてはいかがでしょうか。
うつ病からなかなか抜け出せない方へ
そうはいっても長年、うつ病を患っているとそうは簡単に抜け出すことは難しいでしょう。
そんなときはぜひ、お近くの実践心理学講座に足をお運びください。
一年前までうつ病だった、3ヶ月前まで元気なかった…、そんな人たちが笑顔で普通にお話しています。
今に意識を向けてみることの工夫の一つとして、実践心理学講座のことについて少し調べてみていただくと幸いです。