ニートに起きた奇跡
家庭崩壊もした引きこもりのニート
僕は、ニートでした。
高校に入学したものの、みんなに馴染めず、学校に行けなくなって留年。もう1度1年生をやりなおしたけど、学校に行くだけの元気は、もうありませんでした。
学校をやめてからは、地獄のようでした。部屋でぐったりしてるだけの毎日。友達が唯一の救いでしたが、その友達も、どんどん離れていきました。
母親は泣くし、妹には軽蔑され、父親は胃潰瘍を患い、家族まで崩壊していきました。どうにかしたい。でもどうしたらいいのかわからない。もう、死んでしまいたい。でも死ぬのはやっぱり怖い。そんな臆病な自分は、ただ部屋でくすぶっているだけのゴミでした。
奇跡の出会い
そんなとき、彼女と出会いました。
彼女は、ネットで知り合った友達でした。最初はぎこちない会話だったけど、どんどん仲良くなっていきました。
そして初めて会ったとき。どんなオタサーの姫が来るだろうかと思っていたら、彼女は想定外に可愛い女の子でした。
一日すごしたあと、ダメもとで告白しました。
断られると思ったのに、翌日の返事は「OK」でした。
心臓が跳ね上がるかと思いました!本当にダメもとだったのに、このゴミなんかの戯言を聞いてくれるわけないと思ってたのに!!
生きていてよかった。僕は涙を流しながらそう思いました。今では、僕はとても幸せです。
引きこもりの居場所
ずっと引きこもっているとどんどん世界のことがわからなくなっていきます。
ひどい引きこもりになるとコンビニの存在は知っていてもコンビニに入ったことがない、そんな人もいます。
どうしたら、自分の子供がひきこもりにならないだろうか?家から出したほうがいいのだろうか?
少し引きこもりがちになった子の親にもプレッシャーはあります。
どちらにとってもつらいことです。
社会に出るといろんな人がいて、いろんな利害の中で動いています。そんな社会の中にいて、私も居場所がないと感じて引きこもりとまでは行かないものの家から出ていない日は何日もありました。
引きこもりの人が外に出れるきっかけのひとつは外に居場所ができることです。
外に出れば、思っていたよりかっこいい、カワイイ彼氏彼女ができるかもしれません。
そこで自分に自信をつけてからまた歩き出せばいいのです。
実践心理学講座ではそんな引きこもりの当事者やその家族の方がたくさんいらっしゃっています。当事者の生の声もその家族の気持ちも両方聞くことができます。
ただの心理学を学べる講座ではなく、そこはもうコミュニティーなのです。
自信がないあなたも、引きこもって外に出る勇気がない方にとっても実践はあなたの居場所になれます。