心ないアドバイスは人を傷つける
心の支えになる為に…
誰かに理解されることはチカラになります。当事者の気持ちはよほど察して受け止めようという気持ちがないと理解しにくいものです。今日はある会社で同僚から見た温かい気持ちを紹介します。この方のように理解できないながらも理解しようとしてくれる人がいることは悩んでいる人の心の支えになります。
健常者には分からない辛さ
同僚に精神病を患っている方がいます。双極性障害という病気です。昔の呼び名でいうところの躁うつ病です。病気にかかって10年になるそうです。症状は極端にイライラしたり能動的になったりする状態と憂鬱感が強く倦怠感に苛まされる状態が繰り返し起こるというものです。仕事する上でとても影響がでるらしく薬で抑えながら頑張っているそうです。「普通の人より浮き沈みが激しいだけだよ」「泣き言を言うとほんとうに障害者のようになってしまう」と言っています。健常者にはわからない辛さがたくさんあるのだと思います。躁状態のときには衝動的に散財をしたくなるらしくその欲求は普通の人が衝動買いをするのとはわけが違うようで数十万もの買い物をポンと買いながら症状が収まった時にどうにか返品したりキャンセルしたりと振り回されるのだそうです。鬱状態のときには風呂や歯磨きをするのもおっくうになり食事をすることもなくなり半ば寝たきり状態になるというのです。このテンションの違いがまったくコントロール出来ずにただただ疲れてしまうようなのです。健常者にはただの気分的なもんじゃないかと思ってしまいガチですが、きっと他人が慮るよりはるかに大きな苦しみがあると思うのです。
悩んでいる人は理解された上でアドバイスなり協力が欲しいと思っています。理解もしないで「わかったわかった」と一方的なアドバイスをされたら「それは誰のための言葉なんだろう?」と悩んでいる人は寂しく思うかもしれません。当事者じゃなくても先入観や勝手な解釈を挟まずに理解をしようと努めればその人の心を100%まではできないとしても理解を進めることができます。
参加者の声
- 人は誰もが成長したい、しようとしていること。そして必ず成長できる事。実践心理学講座というコミュニティは人を成長する仕組みが組み込まれています。これが素晴らしい!
- たくさんの方のエピソードをきくこと。いろんな思いがあって、いろんな信念があって面白いです。
- 自己肯定感についてよく学ばせて頂きました。自分に自分でいいんですよという言葉が感動的でした。ありがとうございます。
- 自分と向き合う事の大切さを日々感じています。