歓送迎会のあいさつに使える名言とウケるコツ
春が近づいてくると、歓送迎会が増えてきます。出ていってしまう人がいて少しさみしい思いをしていると、4月になってまたいろんな人に出会う。そんな季節が出会いと別れの季節、春なのかもしれません。そんな歓送迎会で挨拶を求められてしまって、ちょっといいことをいいたいけれど気の利いた言い回しが思いつかないことありますよね。
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名言を自分のものにしちゃおう
そんなときは他の人の名言を自分のもののようにして話しちゃいましょう。そうすると、ありきたりな名言も自分の経験が乗って自分の言葉になるので、とても気の利いた言い回しで挨拶をすることができます。
もし、いい名言であっても他の人の言葉をそのまま使ってしまうと説得力がなくなってしまったりしてしまいます。何より恥ずかしいのはその名言をほかの人が知っていて、そのままパクってきたことがばれてしまうことです。それはちょっとかっこ悪いですよね。
なので、名言を使うときはなるべく自分が使える言葉にしてから、名言を使うようにしてみましょう。
オススメの名言3つ
それでは、実際に名言を自分の経験として話すのにちょうどよい名言を3つお伝えします。
質問の質を変えよ。間違った質問が多くの問題の原因だからだ
自分のやり方や考え方を変えたいと思っているときに、どうしたらいいのだろうか?と自分に向けて質問しますよね。その質問の質が悪いとその課題を解決をするのに役立つどころか悪い結果になってしまう。反対に、良い質問を自分に向けることができていれば、簡単に問題解決ができてしまうという名言です。どうやったら楽になれるだろうかということばかり考えている人は楽することには上手になっていきますが、しっかりとした努力を重ねることはとことん苦手になっていきます。そうすると、また新しい問題が現れてきて、堂々廻りになってしまいます。そんなときは、もっと上手にするにはどうしたらいいのかという質問を自分に向けてみると、上手にやることへ意識が向くので、結果的には同じ仕事をしていても努力も程よくできて、よい人生を歩んでいけるようになります。
もし、自分に向けて苦しい質問をしているようであれば、視点を変えてみたり、意味をひっくり返してみたりして、自分への質問の質を変えてみましょう。そうして、生じた変化をあいさつの中でできればカッコイイスピーチができるでしょう。
欲しいものを数字に変えよ。漠然とした願望では人生は変わらない
私たちは「幸せになりたい」、「もっと仕事がうまくいくようになりたい」と少し抽象的で何を差しているかわからない目標を掲げがちです。しかし、それだと結局何をしたらいいのかわかりづらく、本当に幸せになっているのかや仕事がうまくなったかを把握することは難しいです。さらに、その目標に向けてどんな努力をしたらいいのかがあまりわかりません。幸せになりたいから幸せのネックレスを買ってその効果があるのかどうかすら自分で感じることは難しいです。
そんなときに使うのがこの名言です。自分にとっての幸せは3日に一度、2000円位のランチを食べることのように、数字で自分の幸せの一つを表現してみるのです。仕事も同じで、30分かけていた仕事を15分でやる。これであれば、それに向けた努力の方向も最初よりは見えてきます。
もしこの名言を使ってあいさつを作りたければ、自分の目標を数字に置き換えてみて、その結果どんなことをして、どんな結果が出たかを話してみるのがよいでしょう。
まずはラポールを築け。共通点がコミュニケーションの鍵だ
ラポールというのは、他の人との心理的同調のことを指します。要するに、他の人と共通点を見つけてそれをきっちり掴みましょうということです。共通点や相手の好きなことがわかって合わせることが出来ると思っている以上にコミュニケーションがうまくいくようになります。気の合わない人とでも相手が気分の良くなる切り札を持っていればうまくコミュニケーションをとることができます。そうして、自分と相手の共通点で理解し合えているので、その後は個性を主張してもそれは個性として相手のことを受け入れられるようになります。
環境が変化しやすい春という季節において、新しく人間関係を作るのは非常に大事なことです。離れていってしまう人との共通点で仲良くなれたことをあいさつの中に組み込んで、そこからお互いに理解し合えたことをうまく話してみるのがよいでしょう。
名言を自分の体験で語るワケ
私たちはその名言がどんなに優れた言葉であっても自分と関係のある言葉であるように聞こえないと聞く耳を持ちません。経営者目線の言葉でいい言葉があっても、私達普通の人の感覚すると少しずれた言葉のように聞こえてしまいます。その言葉をもし、自分の体験に沿った言葉として伝えることができると、同じレベルで話すことが出来るので、視点の違いや経験の違いが出にくいです。そうすると、私達はその話を自分のこととして聞くことが出来るのでその名言のことを普通に聞くよりも実感を伴ってより深く聞くことが出来ます。
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