相手を気遣える余裕はありますか?
部下からのエピソード
ハラハラしてみている部下の視点からの残業付けの上司の生活です。
どうにもならない大変さを抱えている人がいます。理解者がいるだけでも見守っていてくれる人がいるだけでも助けになります。今日はそんな上司を思う部下から見たエピソードをご紹介します。
上司の激務について
私の上司は毎日残業を含め、14時間もの仕事をしています。
今年に入ってから部署編成等があり私の所属している部署も人員整理などがあったことがこの仕事量の原因です。
私自身も確かに仕事量は増えましたが、それと比べるまでもないぐらいに上司は忙しくなっています。
また、上司は通勤に片道約1時間かけて会社まで通っています。往復で約2時間です。
仕事と合わせると16時間以上は会社の為に常に働いていることになり、奴隷のようで自由な時間などほとんどありません。
それにも関わらず私の上司は弱音一つ、文句一つ言わずに今日も仕事をたんたんとこなしています。
本当は趣味であるライブへ行ったり、週に一度ある社会人草野球の試合に出たりしたいはずです。
自分の趣味などに使える時間がほとんどないにも関わらず淡々と働き続ける上司に対して「奴隷の様だ」と思う気持ちと、「手伝えることはあるだろうか」という気持ちが沸いてきます。同時に「それだけ仕事に打ち込めるなんて凄い」と一種の尊敬の念も頂きます。
今年に入って数カ月はこの状態が続いており、月の残業時間が100時間を超えることや土日出勤などは当たり前で保険医面談なども月1回は必ず行っています。
新入社員や中途社員が入ってくるかは分かりませんが、そろそろ誰からしら入れないと上司が倒れると思い毎日ハラハラしていたりもします。
私自身で分かる範囲であれば上司を助け、少しでも楽をさせようと心から思います。
この上司はどんな思いで頑張っているのでしょうか?この部下はどんな気持ちでそれを支えているのでしょうか?ゆとりがない人が増えている社会で仲間を気遣える余裕をお客さんを気遣える余裕を他人を気遣える余裕を的をも気遣える余裕を持てることが明るい未来につながっているようにも思えてきます。
参加者の声
- 前回よりも、観察して会話をしているなど感じることができました。
- 人間観察は結構好きな方だったんですけど、全然周りを見ていなかったんだな~と感じました。このような講座は初めてで、どんなところなんだろうと思っていたのですが、こんなに楽しくて考えの幅も広がるなと思いました。
- 体調すぐれなかったのですが、楽しく参加できて良かったです。和やかな空気で進行してて良いなと思いました。