自然は厳しい。でも優しい。
自分には価値がない
これまでに肉体的にも精神的にも、もう死ぬんじゃないかと思ったことが何度かあります。
肉体的、というのは現在は経過観察中ですがガンを患い、手術をしました。
また精神的には幼い頃から父がアルコール依存で、あまり明るい家庭ではありませんでした。
そういった事が原因かはわかりませんが、何となく集団の中にいると自分が劣っているような気持がして、日々の、何ていうことない小さな事にも躓きやすくなって、自分に価値を見出せなくなったり、自分で自分を責めて生き辛くなっていました。
野生の鷹との出会い
そんな時、ふと連れて行ってもらった自然観察会で、野生の鷹を見せてもらいました。
鷹は秋に南方へ渡っていくとかで、空高く舞い上がっては風をつかみ、すごいスピードで飛んでいきます。
それを見せてもらってからは、自分でもカメラを買い、一人で山奥へ出かけて野鳥観察をしたりしています。
当然、山には自然の掟がありますから、何も装備しないで入ると途端にアブやスズメバチ、マダニやヒルといった害虫に襲われます。
でもそんな危険を冒して山に入り、時には何時間も野鳥が姿を見せてくれるまで息をひそめて待ち
ます。
そんな苦労をして野鳥や野生動物が姿を現してくれた時は、何とも言えない幸せに包まれます。
本当に鳥肌が立つのです。
よくアニマルセラピーと言いますが、野鳥の姿は本当にかわいく、そういった効果があるのかも知れません。
でも、自然環境は平等で、自分だけでなく、頭のいい奴も、金持ちも、身分なんて関係なくみんなに厳しいのです。
そんな中に身を置いていると、人と比べて生きていることがばからしくなってきて、生きている実感がわいてくるのです。
生きているだけでいい
普段、都会で生活していると自然というものに触れる機会がほとんどありません。たまに見かける虫と人工的に作られた庭園、天候そんなところでしょうか。平日はオフィスで8時間以上こもって仕事をしていると外にいる時間は本当に微々たるものになっていきます。
そんな環境で生きているとそこにあるだけでいいんだということを意識することはどんどん少なくなっていきます。たまに見かける虫も彼らなりに生きている意味があるのに害虫として扱われてしまいます。そうすると、どんどん自分に対しても、生きている意味などを考え始めてしまい、自分は生きているだけでいいんだと思うことは少なくなっていってしまいます。
自分は生きているだけで価値があるんだ、そんな風に思えたら毎日の人生が少し楽になると思いませんか？
そんな風に思えるようになれるコツが実践心理学講座にはあります。
実践心理学講座は今までは完全無料でやっていましたが、9月から町田に関しては条件付きで有料化されることが決まっています。無料で参加できる今のうちに、学べるものはすべて学んでおくといいかもしれません。
週末のほんのひと時を人生を見つめなおしてみる時間にしてみませんか。
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