言いたいことが伝わるようになる簡単なコツ
1月も終わりになって寒すぎた夜も少し落ち着いてきましたね。それでも、インフルエンザなどはまだまだ油断できないので乾燥やたまに来る寒波には気をつけていきましょう。
こんな風に寒さや風邪の予防のことを話していたいのに、「話が長い」と言われたり、「何がいいたかったの?」と言われてしまうことはありますよね?
雑談ならまだいいですが、これが真剣な仕事の話だったり、大事な商談、第一志望の就職面接だったりするとますます何を話したらいいかわからなくなってしまいますよね。
私もよく報告しないといけないことがあるときも、なぜか遠回しに話を始めてしまって結局言わないといけないことが伝わっていないなんてことがあって、苦い顔をよくされました。
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話す上でのポイントがはっきりわかるPREP法
そんなときは誰かに何かを話す前にPREP法を意識してみましょう。この話し方を意識すると、何が言いたいのかわかりやすくなるので、何を言いたいか忘れてしまうようなこともなくきちんと相手に言いたいことが伝わるようになります。
PREP法とは
P:ポイント(Point)
まず最初に話の結論を伝えましょう。つまり何を言いたいのかです。いつも話が遠回しになってしまう人は最悪、これだけでも事前にメモして、その内容を言い切るくらいでやってみるのがよいでしょう。
R:理由(Reason)
次に、その結論になる理由を話しましょう。このPREP法の話を使うのであれば、PREP法を使うと予め結論を伝えてから、理由を伝えることになるので、きちんと相手に伝わるというところが理由にあたります。
仕事をする上で自己肯定感はとても大切なのです。なぜなら、自己肯定感が高いとその人が一番いいと思ったことを心の底からできるようになるからです。
ここまではこんな感じになります。
E:例(Example)
そして、次に理由を支える例になります。理由の説得力を増すものになります。この話し方だとここが少しむずかしいところになると思います。ここはおそらく、伝えたいことが起きた具体的な話の中身になるかと思うので、ここまできたらこういうことがあって、と伝えてみるのが最初のうちは楽でしょう。
P:ポイントのまとめ(Point)
最後に伝えるのが、こういうこと(事例)が起きたから、最初の結論を大事にしましょうということになります。結論でサンドイッチして伝えるのがこの話し方の特徴にもなっていて、上手なプレゼンはだいたいこのような構成になっています。
このPREP法を使うことで、結論を最初に端的に伝えることができることができます。さらに、職場でははそういう話し方をすることを求められているので自分がきちんと伝えられるだけでなく、ご自身の評価が上がることにもつながります。
うまく報告できない自分を変えましょう
もし、反対にあなたがこういうことが起きて~といつものように具体的に起きたことから話してしまうと何を言いたいのか自分でもわからなくなって、相手も何を言われているのかわからなくなって、「結局、何が言いたいの?」と言われてしまうのは嫌ですよね。
日本人は自分の具体的な話から話をし始めてしまう傾向があると言われています。常に結論、伝えたいことを意識してみるだけでも、何が言いたいのかが相手には伝わるようになります。
もしあなたが誰かに何かを報告しないといけなくなったとき、このPREP法を使って報告することでいつもとは違う話上手なあなたの姿を見せて、相手をオッ!と思わせるような人になっちゃいましょう!
プレゼンのコツ
実はこのPREP法の他にも人と話すときのコツはたくさんあります。相手が何を考えているのか読みとる方法やうまく伝わる例え話をストックしておくコツなど人と話す上で必要なスキルはまだまだあります。来週の実践心理学講座ではそんな人と話す上で必要なプレゼンのスキルをお伝えします。もっと人とうまく話す方法を見つけたい人は是非参加してみてくださいね。