講義は講師ではなく受講生のもの
今回の実践心理学講座では
受講生同士のコミュニケーションがかなり盛り上がりました。
講師が全く活躍していないのではないかと思うくらいの理想的な展開でした。講師の立場で達成感や自己効力感があまり感じられないのに受講生の感想は「こんなに自己肯定感が上がったのは久しぶり!」「今日はとても良い気分です」という結果になりました。講義って、受講生のものなんだなと改めて感じました。
人と人との助け合い
実践心理学講座では人が助け合います。2回目参加の人は初めて参加した人に話しかけます。少しスキルがある人はグループワークで居心地良の場を作ってくれます。カウンセリングやコーチができる人はさりげなく、関わった人がより良い方向に向かえるようにそっと背中を支えます。講座を毎週のように開催しているとふと、「今日は講師としては仕事していないな」と感じる時があります。そんな時は参加者がうまく助け合っています。講師がチカラを入れなくても場ができて、グループワークで人が学びを深めあいます。役に立てることが自己肯定感を高めることにつながることを知っているからです。
参加者の声
- 人ってテンション上がると身ぶりがつくのですね、その人なりのルールがあることが分かりました。
- 一声、声を出すだけで相手は共感されていると思い、更に楽しそうに喋ってくれるのを見ていてこちらも楽しくなった。
- 気持ちが上がってくると目がうるんでくることを発見できた。