頼ることの意味
親切すら拒絶してきた
私は人から優しさを貰うことが、とても下手な人間でした。
誰かに親切にされても、うざい!自分で出来る!余計なお節介!邪魔だな!など、頻繁に感じてしまうことがあります。そして、自分自身には多分「人に頼らずに自立しなければいけない。人を頼ってはいけない。なるべく自分で自分のことを済ませるべきだ」のような考え方が固執してしまっています。
私は、頼ることはダメなことだと考えていました。
そのせいで、人に感謝する気持ちも芽生えませんでした。むしろ、そのくらいも自分の力で出来ないの?と相手に対して考えてしまうことが多くなることがあります。
頼ることで優しくなる
そんなあるとき、この考え方は心が豊かじゃないな・・と考える時間がありました。
そして、今までとは逆に、意識して人に頼ることを実践してみました。自分から誰かに、これをお願いしても大丈夫ですか?や、自分で調べごとをしてたものに関しては、そのことに関して詳しい人を探して、教えていただけませんか?というふうに、頼ることをチャレンジしてみました。
そしたら、以外と他人は私の為にいろいろ考えて行動してくれることを目の当たりにしました。
そして、嫌そうな顔をするどころか、頼っているのに喜んでいる表情までも見ることが出来ました。そして私は感謝の気持ちがわくようになってきました。
そして、~してあげるね。など親切にしてくれる人の言葉にはありがたく頼ることにしたら、自然と私の気持ちまでもが優しい気持ちになりました。
かたくなに、自分で自立して立派になんでもこなせるようになることを考えるより、誰かの力をありがたく受け取る習慣をつけると見違えるように人生が変わります。
そこからは、生きていることが苦痛ではなくなってきました。ぜひ一人で頑張りすぎないで何かを頼ったり甘えたり、肩の力を抜いてみてほしいです。生きていることが楽しくなります。
頼って頼られて元気になるコミュニティー
実践心理学講座は単なる心理学がわかる講座ではありません。
メンタル不全の方の自助会でもありません。
元気になりたい人、元気にしてあげたい人が集まるコミュニティーです。
視察にきた市役所の人からもメンタル不全を売りにしない!というお達いを受けるほどの元気なコミュニティーです。
メンタル不全の人がここまですぐに元気になるのは当事者の声がそこにあり、ちょっと前によくなった病気を抜けた先輩が目の前にいるからです。
先輩はちょっと前に実践にいる人を頼って元気になったのです。
そして、その人は今度は頼られる番になって、いろんな人を元気にしているのです。
頼られている人は頼られているからこそ、必要とされていてもっと元気になるのです。
そうやって元気の輪が広がっているからみんな元気になっているのです。
頼り方がわからない、それって甘えじゃないの?という方にこそきてほしいと考えています。