100キロハイクのボランティア
苛酷な環境の100キロハイク
学生の頃に地元の小学生と5日間かけて100km歩くというボランティアに参加しました。
学生スタッフとして参加し、5班程度ある中の1班のリーダーを任されました。
1班に10人程度の小学生を見ます。もちろん学校も学年も性格もばらばらでした。
小学生は素直ですから、すぐ物事を口に出します。歩きたくない、あの子が気にいらないなど。いろんな困難の中、衣食住をともにします。
そもそもわたし自身も100kmなんて歩いたこともありませんし、泊まるところも学校の体育館や公民館、風呂の施設もないところでした。身体を洗えたのはプールのシャワーでした。
過酷な中、衣食住と共に過ごしていくうちに小学生たちにも友情や協調性が生まれてきます。人を思いやる気持ち、足が痛くてもゴールしたいという気持ちが芽生えてきて、子供たちの成長が日に日に感じられました。
さらに、地域の方々の温かさも感じられます。差し入れを持ってきてくださったり、すれ違う方々が声を掛け、応援してくださりました。
ゴールの感動
そして、ゴールするころには、班が一段となり、涙、感動の嵐でした。
何かに感動を受け(映画等)涙するのではなく、自分自身が体験、体感し、涙するのは、感動の大きさが全く違います。達成感とこの経験を味わった人しかわからない感動と、芽生えた友情と。たった5日間の出来事が今でも忘れられない最高の5日間です。なにかに挑戦するまでが億劫ですが、感動を体感し味わったとき、生きていてよかったと思いました。
成功体験の自己肯定感
何か達成した成功したという経験はありますか？
どんな小さいことでもかまいません。自分が達成できたと心から思える瞬間です。
実はこういった成功体験というのは人と比べてしまって、たいしたことできていないし、と成功を成功と思えないときがあります。
実際に私も成功体験というのは非常に乏しく、能動的な成功など皆無に等しいくらいのものでした。
実践心理学講座では小さな成功ではありますが、成功を成功として認めてくれる人がたくさんいました。そこで私も、はじめて成功するという感覚を感じたように思います。
あなたも小さな成功体験を重ねて、自己肯定感をあげてみませんか。
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