1. TOP
  2. 心理学を勉強したい
  3. 心理カウンセラー養成講座 演習1年コース
  4. 基礎編(心理カウンセラーの基礎)

基礎編(心理カウンセラーの基礎)

13022314_567025426799984_1323349127_n

基礎編では
「心理カウンセラーとしてのあり方」と「傾聴」を中心に学習します。
演習1年コースでは60分カウンセリングを何度も何度も繰り返しながら、徐々に「ワーク」と呼ばれるテクニックを習得していきます。60分間の傾聴ができるようになることがこの「基礎編」の目的です。

心理カウンセラーの存在が悩みを生む仕組み

悩んでいる人は予約の日の前日何を考えると思いますか?
悩んでいる人はカウンセリングルームや心療内科に向かう間、何を考えるでしょう?
心理カウンセラーという存在を意識するということは悩みを意識することにつながります。「立派な心理カウンセラー」と向き合うために「立派なクライアントさん」になってしまうようでは、カウンセラーが悩みを深めてしまっていることになります。実際には気負いすぎた心理カウンセラーや精神科医がクライアントさんや患者さんを「悩んでいる人」という枠組みに閉じ込めてしまうことがよくあります。心理カウンセラーはそんなパラドックスの中にいることを忘れてはなりません。

絶対に効果が出せない依頼の受け方

心理カウンセラーの仕事は社会と密接につながっています。ひきこもりや世捨て人を相手にするわけではないのです。明らかに悪意がある人に攻撃されている場合や社会的に理解されにくい状況になっている人と関わるのが心理カウンセラーです。しかし、心理カウンセラーと言っても人間です。無限にお金があるわけでもないし、体力にも限界があります。この依頼の受け方をしたら絶対にチカラが発揮できない。という仕事の受け方もあります。自分自身のチカラが発揮出来るポジション、できないポジションを知ることは心理カウンセラーとしての基礎中の基礎です。

「投影」カウンセラーの影がクライアントさんにうつる

クライアントさんのマインドは怖いほどカウンセラーのマインドを投影しています。再発を繰り返す人ばかりを輩出している心理カウンセラー。せっかく元気になろうとしているのにそれを止めてばかりいるカウンセラー。自分よりも元気になることをブロックするカウンセラー。自分を頼ってくる人が多いことが嬉しくてクライアントさんを無意識に治さないカウンセラー。カウンセラーがどんなマインドでカウンセリングをすれば、クライアントさんの忘れていたチカラが蘇り、自立し、自分の人生に向き合うことができるのか?それを学習します。

傾聴 基礎的カウンセリングの組み立て

「傾聴」はカウンセリングの基礎といえます。戦前に作られたこの方法だけでは現代の複雑で忙しい社会には不十分ですが、それでも傾聴ができないとカウンセリングは始まりません。なぜなら、相手のことをがわからないで進められる話は誰の役にも立たないからです。「傾聴」を通して、クライアントさんの思いを知り、隠されたチカラを知り、望む未来を知ることで初めてカウンセリングが始まります。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。