こんにちは、実践心理学講座スタッフの前田です。
今日、5月6日。このブログを書いている途中で、祖父が亡くなりました。
 
 
僕が保育園に行っていた頃、両親が仕事で忙しい時は、
僕は祖母に保育園まで迎えに来てもらい、両親が迎えに来るのを、祖父母の家で待っていました。
 
家に行くと、祖父はいつも決まった座椅子で胡坐をかき、
足の上に猫を乗せていました。僕は祖父が寝るといつもその祖父が座っていた座椅子に乗り。
祖母に猫を連れて来てもらい足の上に乗せ、祖父の真似をしていました。
 
 
 
僕は今留学でイギリスに来ています。
4ヶ月という留学期間のちょうど半分が過ぎ
 
明日にはイギリスの地で20歳の誕生日を迎える、そんな時の訃報でした。
 
 
祖父は留学に行く僕のことをずっと心配していました。
「大丈夫なのか、無事に帰って来られるのか」といつも言っていて。
 
あまりに心配するので最初は
「大丈夫だから!」なんて言っていた僕まで、しまいには
「大丈夫……かなぁ?」と、自信をなくすほどでした。
ちょっとは孫を信用してよー!と
(信用していても、心配になる気持ちはわかりますが、それでもです笑)
 
 
留学から帰ってから1番最初にすることは、行く前も今も変わりません。
祖父と一緒にお酒を飲むことです。
 
 
正直、自分でも思っていた以上に落ち着いて受け止められています。
覚悟していた、という部分もありますが、祖父にその時期が来たんだろうと、そんな風に思っています。
 
それはきっと僕も同じです。
大人になる時期が来て、祖父はそれを教えてくれたのだと、背中を押してくれているのだろうと思っています。
 
人には色々な時期があると思います。
たとえ自分が望んでいなくても、その時期はきっと来ます。
変化の時期、進む時、立ち止まる時、別れの時……
 
 
 
あなたには今、どんな「時期」が来ていますか?
そして、その時期を受け入れることができますか?