誰に対して特にめんどくさいと感じるか?
ネットリサーチDIMSDRIVEの調べによると「めんどくさい」と感じるのはパートナーと上司が1位2位で両方合わせると50%に迫る勢いです。

出典:DIMSDRIVE
そして、どのような意味で「めんどくさい」という言葉を使っているかについては
- 手数がかかる
- わずらわしい
- やっかい
- うっとおしい
- 大変
- ややこしい
- しつこい
などニュアンスが状況によって少し違うこともわかります。
マイクロストレスと人間関係のめんどくささ
「マイクロストレス」という言葉をご存知でしょうか?
日常生活で本気で喧嘩をしたり議論をするほどでもないけれど小さく小さく積み重なっていくストレスを指します。そして、マイクロストレスは意外にも蓄積されて大きな精神的なストレスになります。
人は何かをしようと思った瞬間に脳内物質を出して、「よしやるぞ!」というモードになります。
もし、その瞬間にめんどくさい人間関係が発生したらどうでしょう?
その脳内物質をいったんおさめて、相手をしなくてはなりません。
このいったんおさめるという作業が「人間関係がめんどくさい」と感じる瞬間です。
- 何度も何度も同じことを繰り返す人
- いちいち時間を削り取っていくような人
- 意味のないと思えることに労力を費やしてそれに巻き込む人
例えばそんな人に対して私たちは「めんどくさい」と感じます。
積極的な対処法としての実践心理学講座
「人間関係がめんどくさい」と感じてもしばらく休んでいたり別のことをしていれば徐々に脳内が回復してきます。頻度が少し減るだけでも(慢性的な「人間関係がめんどくさい」は別にして)症状は軽減されます。
実践心理学講座ではスムーズに会話をするためにタイミングをはかる講義があります。
相手の脳内物質が出たことを察知して、0.5秒以内に反応するのです。
それによって人は非常に心地よく、その話を続けたり、膨らませたりすることができます。「ああ、聞いてもらって心地が良いな」という感覚です。このスムーズなキャッチボールをしばらく続けていると「めんどくさい」が解消されていきます。今まで「ええ〜」「なんでそうなるの?」「そうじゃないでしょ!」と思いながらコミュニケーションしていたのが「そうそう!」「そうだよ!」「おお!!よくわかるね!!」と興奮しながらキャッチボールを楽しむことで嫌なモードを上書きできるのです。