神奈川県立T高校にて、椎名雄一がゲストスピーカーとして講義を行いました。
(関連記事:なぜ勉強するの?)

高校生から寄せられた感想をご紹介します。
とても真剣に授業に耳を傾けていただき、嬉しい感想をたくさんもらいました。

量が多いので、3回に渡ってご紹介します!
活動報告)高校生の声〜神奈川県立T高校にて(1)
活動報告)高校生の声〜神奈川県立T高校にて(2)
活動報告)高校生の声〜神奈川県立T高校にて(3)

 

 

自分たちは今とても恵まれている環境にいて、生きているんだなと言うことを自覚しました。自分の周りの人もちゃんと見て、自分だけ、自分の周りだけ良ければ良なのではなく、みんなを見ればいいなと思いました。そして何より感謝は人を変えると言うことを改めて認識した。今日はありがとうございました。
心のつながり方でこんなに見えてくるものが違うなんて驚いた。椎名さんの言う事は今まで当たり前のようにきかされてきたような話とは違って、本当にそうだなと思うことができた。引きこもりやうつ病のことを考える事はあまりなかったけれど、お話を聞いて辛さや寂しさが自分が小さい頃に感じていたものと重なって共感した。
鬱状態から立ち直るにはやはり自分1人の力では難しいのだなと感じた。椎名さんは自分が鬱だったことがあるからこそ今苦しんでいる人の気持ちがよくわかって、それを生かした仕事をされているのがすごいと思った。また私は最近自分の存在の価値と言うより自分にできることばかり重要視してしまっているような気がした。自分の存在の価値についてもたまには考えて、もし将来辛い時期があっても社会に戻れるような強みにしたいと思った。
最近は友人関係や部活のことで悩むことが多かったけれど、本当に大切な事は何かを感じることができました。確かにポケットだけを欲しがりそうだから、立ち止まる時も作っていきたいです。椎名さんの話を聞いて物の見方が変わりました。昨日ではなく人を大事にしていくようにします。ドロップアウトした時は必ず訪ねますのでその機会がありましたらお願いします。
成績が良かったり、仕事ができたりすると自分と言う存在を認めてもらえて、今はまだ勉強できなくて責められたりしないけど、社会に出ると仕事ができなくなったときに自分の役割を認めてもらえなくなってうつ病に繋がったりと言うことを、ドラえもんの例えとともに聞いたので周りにそういう人がいたら機能とか関係なしにしっかり認めてあげて助けていきたいと思いました。貴重なお話をありがとうございました。
引きこもりの方が部屋を真っ暗にしたくなるのは時間が分かりたくないからと言うのに驚いた。自分はまだ死にたいと思ったことがなかったから死にたいと思う人の気持ちがよくわからなかったが、今回の話を聞いてほんの少し分かった気がする。貧しかったり家庭環境がとても悪い人は、隔離されていると知りとても衝撃を受けた。自分が気持ちが不安定になった時は今日の講義を思い出してみようと思う。
自分の周りの人が辛い気持ちだったら、機能(頭の良さ)だけが大事じゃないことを伝えることが大切なんだなと思った。今はうつとかの経験はないけれど、もし自分がなったら同じような人を助けられるように頑張ろうと思った。
私も中学の時に比べてうまくいかないことが増えて、どうしての周りと比べてしまい、今日の講義の中で言う機能がないのではないかとちょうど悩んでいました。ただ最後の質問の時間にずっと寝たきりの人でも、突き詰めれば役に立つことが見つかると言う話を聞いて、大丈夫なんだと思うことができました。貴重なお話を聞くことができてよかったです。
「いてくれてありがとう」と言う言葉がすごく印象的でした。私も椎名さんの話を聞くまではごく自然に、勉強ができる身の回りのことができる=偉い、と言う考えを自分が持っているということにすら気づきませんでした。自分の今まで見ていたものとは違う、生きていく上で持っていたいものを感じることができた気がします。ありがとうございました。
今の自分を見つめ直すということができたと思う。自分も軽く自分がいる意味みたいなものを考えることがあるが、まぁいいかと言う感じで考えることを止めていた。能力とかそういう観点で見ると劣等感とか感じたりしてしまうが、それでも家族や友達がいることを幸せだし、そういう人たちへの感謝の気持ちを再確認できた。今の自分は本当に幸せなのだと気づけた。
今日の講義を聞いて、自分の知らないところで寂しいとか苦しいとか辛い思いをしている人がいて、少なくとも私はそういう人たちの存在を知り助けるべきだと思いました。目標持って生きることと、今自分にできることを考えたいと思いました。
うつ病と聞いて、僕はあまりピンと来ていませんでした。しかし今回の話を聞いて、そうやって苦労して悩んで悲しい気持ちになっている人がたくさんいるのだということを知りました。僕ももちろん少なからず悩みを持っているし、悲しくなることもありますが、そんな時も前を向いてときには友達に悩みを打ち明けたりして進んでいきたいです。
このたびはお話を聞かせていただきありがとうございました。たくさんの話の中に自分が考えようと思っていなかったことがあってとても参考になりました。今の世の中には自分とは違って食事をまともに取ることもできない、また病気などで社会に復帰できない人が多くいることがわかりました。そういう人たちのために自分に今できる事は限られているけど、考え方から変えていきたいです。