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【体験談】パニックがパニックを呼ぶ

2015/06/15 心理学の学校(その他の講義・記事)
この記事は約 3 分で読めます。
パニック障害

一度経験するとその記憶が次のパニックに

はじめてパニックになってからもう20年程たちます。今は症状も落ち着きました、しかし当時の症状が酷かった頃を思い出し文章にしようとしていると、とても緊張し動悸がしてきます。もともと恐怖心や緊張が強い性格がそうさせてしまったのか、体質的なものなのかは解りませんが、落ち着くまでに長い時間がかかったのはそのような要因があるのだと思います。はじめてパニックになった原因は覚えていませんが、一度それを経験するとその記憶が次のパニックにつながります。なんて事のない生活をしていても少しの体の異変や周りで聞いたことのない音がしたりなど、本当に些細なことでパニックが始まります。

またあんな風にパニックになったら

前の恐怖を思い出して「またあんな風になったらどうしよう」と考えると更にその考えが引き金になって不安が押し寄せ、抑えようとするとますます酷くなっていきます。動悸、息切れ、手や体が震え、意識がぼーっとしたり、そのおかしな体の状態の事以外何も考えられなくなります。騒ぎになるのもいやなので仕事中にもなってしまったときは周りの人に気づかれないように席をはずし人のいない所でじっとしていました。飛行機や電車など閉鎖されその場から逃げられない所にいるときは特に症状がでるので、どうしても乗らなければいけないときは本当につらかったです。パニック障害

パニック障害は人間関係をも蝕む

パニック障害になっていろんな事が出来なくなり、友人とも距離を置いてしまったり、とても悲しい経験をしました。パニックになることでたくさんのものを失いました。本当は当たり前のようにできたはずの生活を失いました。

落ち着く仲間とパニック障害

パニック障害を一人で克服するのは難しいものです。それはパニックにならないようにすること自体がパニックを呼ぶからです。でも、2人、3人と協力者が増えるとだんだんとやりやすくなってきます。それもかつてパニック障害を経験したことがある人が一緒にいることでパニックを抑えることができます。一回で何とかしようとするのではなく、段階的に落ち着くスイッチを仲間が入れつつ、克服していくことができます。心理カウンセラー養成講座にはそれを成し遂げた人たちが集まっています。

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パニック障害

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