【体験談】軽い気持ちで吐いたのがきっかけで過食嘔吐に
「吐けば無かったことにできる」と思った
最初はダイエットがうまくいかず軽い気持ちで吐いてみたのがきっかけでした。
吐けばなかったことにできると思ったのです。過食症になると思っても見ませんでした。
過食症の人が食べたものを吐くと聞いたことがありましたが自分はたまに吐くだけだから大丈夫だと思っていました。
たまに吐くだけ、そう思っていたのにいつの間にか毎食吐くようになりました。
もったいない気持ち・申し訳ない気持ちをトイレに
食べる衝動は抑えられないのでたくさん食べますがそのあとトイレに流される食べ物を見るともったいない気持ちにはなりました。特に彼にごちそうしてもらった時や実家から送られてきた母の手料理など吐いた後は罪悪感でいっぱいになりました。
それでも食べたあとの後悔の気持ちが抑えられず吐いてしまいました。
吐くと食べた分がチャラになると思っていました。
過食嘔吐がだんだん上手になってくる
便器にトイレットペパーをあらかじめ敷いておくと勢いよく吐いても自分にはねてくることはないのでいつもそうしていました。
指をのどに突っ込んで吐くことがうまくなりトイレにいる時間が短くなりました。
彼と食事に行くと食べた後はトイレに行っていたので彼にばれないように早くトイレからでる必要があったのです。
体重はどんどん減っていきましたが吐くことの特徴である顔のむくみが出てきました。
体は痩せていくのに顔だけむくんでいるのです。
体重が20キロ減ったころ妊娠をしたのでそこから私の意識が変わり吐くことをやめることができましたが出産後また吐きたい気持ちが抑えられずにいます。過食嘔吐が私の頭からなかなか離れてくれません。
なぜ食べ物にコントロールされてしまうのか?
なぜ、過食症になると人は食べ物にコントロールされてしまうのでしょうか?その背後には何があるのでしょうか?妊娠を機に意識が変わったら吐くことをやめられた。それはなぜでしょうか?過食嘔吐は表面的な症状に過ぎません。なぜ、たくさん食べたくなってしまうのか?なぜ、罪悪感を感じながらも吐いてしまうのか?おかしいと思っていながらもそれに逆らえずに繰り返してしまうのか?それは過食嘔吐が問題の原因ではないからです。