【体験談】パニック障害と吐血
誰も信じられないまま記憶を失う
私に初めてパニック障害の前兆が来たのは高2のときだった。クラスで写真撮影をした時私はカメラの真正面が立ち位置になった時急に呼吸ができなくなり圧迫感を感じた。けどその時は何とも思わなかった。
それから約一ヶ月後、私はクラスの中で虐められていた。それを教師に訴えていたのだが「やられる方が悪い」と当人同士の前で一蹴されショックを受けていた。そんなことがあって「もう誰も信じれない」そう思いながら帰路につこうとした時、急に体の力が抜け気持ち悪くなり目の前が真っ暗になった。私は周囲に誰もいないのを確認して「いいや」と思い学校の廊下に座ろうとした。ここまでの記憶しかない。
パニック障害と吐血
目が覚めた時には知らない人が沢山いて皆して私の顔を見つめていた。何がなんだか分からずにいたら着ていたシャツが赤く染まっていた。私は吐血していたらしいのだ。
私は余計に何がなんだか分からなくなった。
そして言葉じゃない何かを叫んだ気がする。
立ち上がろうとしたら身体に力が入らない。
その後病院で「あなたはパニック障害です」と言われた。
私はその時、パニック障害という言葉を知らなかった。
この時半端に知識があれば私は更にパニックに陥っていただろうと思う。
今振り替えるとそれが救いだったかもしれない。
パニック障害は症状
パニック障害は何も無い時におきることは少ない。自覚できない場合はあるが、多くの場合、心理的な疎外感、圧迫感、緊張感、不信感などが背景にある。パニックを抑えようと試みるよりも疎外感、圧迫感などを除去できる別のことに力を注ぐことがパニック障害克服の最初の一手になります。パニック障害は克服した人数名と知り合うだけでも症状が緩和していきます。