すき間産業の役目
この世から消えたかった…
私は現在双極性障害と診断され7年が経過した20代後半の男です。大学時代に症状が出て、卒業後就職するも鬱の症状が周期的に強く出てしまうことに悩まされて苦しんで3年で会社を退職することとなってしまいました。そのあともなかなか症状は良い方向に向かわず正直「この世から消えたい」「自分という者をいなかったことにしてほしい」と本気で考えていた時期があります。そのときは友人はもちろんのほか家族にも相談したいという気持ちは全く湧いてきませんでした。
すき間産業が私の生きる意味
しかし、心療内科のリワーク・デイケアにときどき通うようになり同じような病気や症状に悩まされている人に出会えたことで少しずつ自分に変化が出てきました。「うつ病になってから人が怖いんです」「眠れない時もあって」などと意見交換するようになって私も自分のつらさを表現できるようになり楽になりました。そして「最近○○さん変わったよね」と言われたときに嬉しくなりました。また自分にも光が見えたようで。
まだ再就職して新たなスタートを切るまで少し時間がかかりそうです。しかし、「スターじゃなくてもすき間産業の役目を果たせればでいいんです。」という私の目標の言葉を授けてくれた横浜DeNAベイスターズの井手正太郎選手がいます。その言葉も私の生きる意味として今輝き始めています。
あなたが自分らしくいれば
自分の長所短所を答えるのが苦手な方がいます。特に長所は人と比較して、誰よりも優れていないとダメという感じがして、答えづらいものです。長所どころか好きなものでさえ、言いづらいような世の中になりつつあります。
そうやって人と比較していくうちに長所というのはなんとなく空気を読んだものになっていって本当の自分のいいところというのは見失ってしまいます。あなたが本当の意味であなたらしくいて輝いてることがあなたの長所です。
さらに言ってしまえば、あなたが短所だと思っていることすら長所になりえます。あなたはあなたらしくあることが一番の長所たりえるということです。病気を克服したことが長所になる人、もはや、病気でいることが長所になる人、両手両足がなくてもそれが長所になっている方もいますよね。
では、あなたが自分らしくあるためにはどうしたらよいのでしょうか。それはやはり、自己肯定感をあげることに尽きます。人との比較の中で生きず、あなたがあなたを受け入れられるようになったとき、自分らしくいることができるのです。そんな風に自己肯定感をあげるお手伝いができるのが実践心理学講座になっています。
あなたの本当の長所を見つけてみませんか?