未来が見えると人は救われる!
救いとは…
辛くて辛くて仕方がない毎日でも未来が見えると人は救われます。
死を覚悟していた母を奮い立たせた存在
私の母親は、
糖尿病キャリア20年です。
この20年の間に様々な容態の変化があり、
合併症はいくつも併発しています。
今から5年位前には、
心不全その翌年には慢性腎不全の診断を受けいつ人工透析になってもおかしくないとまで言われました。
年齢的にも体力が落ちてきて、
ありとあらゆる合併症が出てきたので普通に生活するのもとても辛いと思います。
そんな中、
風邪をひき長引かせてしまい気管支炎を発症させてしまいました。
とにかく身体が辛かったんだと思います。
もう終わりにしたい、
死んで楽になりたいと言うようになりました。
後で知りましたが、
日記にも同じようなセリフともし自分がいなくなったらの為に必要な手続きや大事な書類についてのメモが残されていました。
そんな辛い病状の時に娘である私が妊娠をしました。
私は、
具合が悪いのに話して良いのか迷いましたが母親は「孫が欲しい」と良く言っていましたし、
私自身も念願の赤ちゃんだったのでまだ妊娠初期の不安定な時でしたが母親に妊娠を告げました。
するととても喜んでくれ、
「まずは、赤ちゃんに会うまで頑張らないとね。」と言ってくれたのです。
ずっと体調が悪くて寝ていることが多かったのに、
それからの回復はとても早く気管支炎は知らぬ間に治ってしまいました。
気管支炎が治っても持病が沢山あるので身体が辛いのは変わりませんでしたが、
表情が明るくなり、
会話も明るい内容に変わっていきました。
そして数ヵ月後私が出産すると誰よりも喜んでくれ、
「今度は、来年の節句まで頑張るね。」と言ってくれました。
一年後、
私の子供が初節句を迎えた時には次の節句もだけど、
ランドセル買うまでは頑張らないとね。」と目標がどんどん伸びてきました。
今でも身体はとても辛い状況には変わりありません、
そしていつ何があってもおかしくない病状ですが、
孫との生活、
未来が私の母親の希望であり頑張る為の存在なんだと思います
孫の価値とはなんでしょうか?
おばあちゃんの価値とはなんでしょうか?
経済や機能的な価値が見出せなくてもこの関わりこそが希望であり、
生きる喜び、
生き甲斐なのではないかと感じます。
気の利いたスキルやお金、
知識、
制度よりも大事なこの「関わり」私達は機能ではなく存在が大事という言い方をして表現しますが、
この「存在を大事にする」ということこそが私達の生きる原点なのではないでしょうか?
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実践心理学講座 参加者の声
- このような講座は初めてで、
どんなところなんだろうと思っていたのですが、
こんなに楽しくて考えの幅が広がるなと思いました。- 体調優れなかったのですが、
楽しく参加できてよかったです。- 和やかな空気で進行してて良いなと思いました。