地震直後の感謝のことば
死を覚悟した熊本地震
ありきたりな話かもしれませんが、先日の熊本地震で被災しました。私はそれまでの人生、まさか自分が天災に巻き込まれることはないだろうと思っていました。非常に強い揺れで頑丈なマンションの壁が音を立てて壊れる中、自分は文字通り死を覚悟しました。それでも10分後に揺れが収まり、命からがら一緒に家族と避難所にたどり着いた時、本当に生きていてよかったと思えました。
感謝の気持ちを伝えられた「生きていてよかった」瞬間
普段の生活でいつもありがとうなどどいうことはなく、とても照れくさくていえませんでしたが、「家族でいてくれてありがとう」と両親に伝えました。一度は失いかけた命、偶然でもなんでも救ってもらい、こうして肉親に感謝の気持ちを伝えられた瞬間を超えるような「生きていてよかった」瞬間は、これからはないと思います。
普段から「ありがとう」と伝えよう
日常の生活の中で、周りの人に「いつもありがとう」と伝えてみてください。必ず、「こちらこそありがとう、いつも~してくれて助かっているよ」「いつも一緒にいてくれてありがとう」などの返事が返ってくることでしょう。いつも感謝の気持ちを伝えられるとは限りません。伝えられる時に、伝えられる人に、自分の感謝の気持ちを伝えられることは生きていてこそできることです。
「ありがとう」の実践の場
実践心理学講座では、参加している全員が協力し合い、助け合っています。
そんな場であるからこそ、普段言えない「ありがとう」の言葉を伝えやすいのではないでしょうか。そして、講座の最後に受講生同士が交換するフィッシュカード(感想カード)には「ありがとう」が溢れています。
家族や親しい人に照れくさくてうまく伝えられない人は実践心理学講座の場で試してみてはいかがでしょうか。