実践心理学講座 心の中の壁の壊し方(イメージワーク)
イメージワーク(心の中の壁の壊し方)
先日開かれた実践心理学講座特別編「心の中の壁の壊し方」は50名を超える方にお越しいただき、おかげさまで大成功を収めることが出来ました。ありがとうございました。
受講生同士が楽しそうに壁を壊している姿が特に印象的でした。
結構重いテーマの心の壁を設定してくださる方が多い中でも、自分の心の壁を自分でしっかりと表現して、試行錯誤しながらその壁をどうやって壊していくか考える姿はとても生き生きとしていました。
ついつい、向かい合っている人が悩んでいる人だということを忘れてしまいそうなくらいの盛り上がりでした。病院に通っている人もたくさん参加しているはずなのに全員が大騒ぎできるのがこの講座の醍醐味です。号泣しなくても元気になれる。努力しなくても元気になれる。そんな当たり前のことがない社会においてはとても大事な場なんだと思います。
右脳と左脳
では、なぜ、このワークでこんなにも簡単に心の壁を壊せるのでしょうか。
それは普段使わない「右脳」を使っているからです。普段、私たちは「左脳」を使って論理的、ロジカルに物事を考えています。右脳では音楽や美術をつかさどる部分で主に想像力やクリエイティビティを発揮します。
悩みは主に「左脳」の中にあります。今度、いやな人に会うからどうしようかな、昔の嫌なトラウマ、こういう悩みは論理的なアプローチでは解決しにくいです。そこで、あえて、想像力を使う今回の壁のワークのように「右脳」を経由することで論理的にはおかしくても、頭の中や心の中ではすっきり解決してしまうのです。これはイネージワークと呼ばれるカテゴリーのアプローチです。
壁の壊し方はいろいろ
今回の壁のワークででてきた壁の壊し方や壁を壊した後の気持ちというのは、今、抱えている問題を解決する方法を比喩しています。一人で壁を壊したい人、みんなで壊した人、一気に壊してしまいたい人、壊せない壁だからよけていきたい人、人によって壁に対する向き合い方も壊し方もさまざまです。
前に出てお手本になってくださった方は壁を壊す技を「授けて」ほしい。そして、先生と二人で壁を北斗の拳のように壊したい。というものでした。
きっと、壁を壊す方法を何かしらの方法で人に教えてもらって、その方法で壁を誰かと一緒に協力して壊したい、解決したいということなのかもしれませんね。
育児の悩みのお母さんは大事に大事に壁を守りながら乗り越えていました!
全ての出来事はたとえである
主催の椎名雄一先生の口からたまに出るこの言葉は私たちの生きる上でもとても重要なことのようにこの講座では特に感じました。イメージワークとしての壁を壊すという手順、壁の表現方法、壊し方などにその人が思い描く「心の中の壁」の特徴が含まれているのです。ワークを終えた後にどんな壁だったか?どんな風に壁を壊したかを振り返りながら、そのワークのように人生の壁を越えて行きたいんだ。越えていけるんだと感じ取ってもらえたら深い深い学びになると思います。心理学は人生を深めてくれます。一方で手品やパフォーマンスを求める人も増えています。この講座はこの先生は「強く求めれば強く、弱く求めれば弱く手を差し伸べてくれます」
1ヶ月参加していると「先生を強く求めた人」は明らかに人生が変わっているのがわかります。
講座の受け方。先生との関わり方。
それも人生を投影したたとえなのかもしれないなと思います。
人生を強く求めたら人生が答えてくれる。そう感じました。
一瞬で気持ちを切り替える方法
来週の金曜日(7月22日)の実践心理学講座では一瞬で気持ちを切り替える方法をやります。
一瞬で気持ちを切り替えることが出来れば、面接前で緊張していたり、発表の前の緊張をなくせるだけじゃなく、落ち込んでしまったなというときにもトラウマをつくらずに乗り切ることもできます。
満員になってしまう可能性もあるので、お申し込みは下のリンクからお早めにお願いします。