無条件の愛
特別なところのない私
私が生きていて本当に良かったと思えたのは我が子の誕生のときでした。小さい頃から、何をしても普通で自分の得意なものが全くなく、誰にでもできることしかできないなんの取り柄もない人間でした。勉強も運動も普通で、就職活動の際の自己アピールの部分では書くこともなく、なかなか就職も決まりませんでした。もっと何かを頑張っていたら自分も輝けたのだろうか、など考えたこともありました。就職してからも仕事が早いわけでなくどちらかというと失敗続きで、よく上司から怒られていました。やる気はあるのにうまくいかない、辛くて胃痛をおこすこともありました。学生時代でもいいところは見つからず就職しても失敗続き。このまま私は特別いいところもなく、他の誰にでもできることだけをしてこのまま人生を終えていくんだろうなと思っていました。
ママの子でよかった
しはらくして結婚をし、子どもを授かりました。子どもを授かった際に悪阻が思った以上に辛かったので仕事は退職しましたが、産後またこんな私でも社会に復帰できるのか雇ってくれるところがあるのかなど悩んでいました。仕事のことだけではなく、子育てにおいても自信はありませんでした。でもその気持ちは出産をし、我が子を抱いた瞬間になくなりました。今まで特別なものは何も持っていなかったけど、赤ちゃんにとったら私自身の存在が特別であること。その我が子も今では4歳です。ママが大好き、ママの子で良かった。そう言ってもらえる今、生きていて幸せだなと感じております。今が一番自分が輝いています。
そこにいてくれているだけでいい
自己肯定感というのはそこにいるだけでいいんだと感じているときにあがります。子供にとってあなたは無条件にいてくれるだけでいいと思わせてくれる存在です。自己肯定感が高まると、人生が輝き始めます。自分のいいところというのは人と比較してあるものではありません。私はここにいるだけでいいんだと思わせてくれる場所が実践心理学講座にはあります。あなたはみんなの「桜」です。