ヨガで自己肯定感があがる3つの理由
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自己肯定感が低いと嫌なことばかり
自己肯定感は生きていく上では空気や水と同じくらい大事だと思います。自己肯定感が低い人は必要以上にへりくだったり、いじめられたり、面接や恋愛、家族関係に至るまでつらい思いをたくさんすることになります。そんな自己肯定感を高める方法の一つにヨガがあります。
ヨガを通して、身体から自分を知る
ヨガを通して、身体と関わるうちに自分自身が生きていること。自分自身が呼吸をしていることに気づいていきます。そして、理屈ではなく、身体から自分を知ることができると自然と自己肯定感が上がってきます。自己肯定感という言葉自体が嫌いだったという人もヨガを通して、自己肯定感を高めることができます。
心と身体は繋がっている
人の脳みそは3つの部位でできています。簡単に説明すると「頭」「心」「身体」を司る部位でできています。自己肯定感というと普通の人は頭を使って、「こうあるべき」「こういう理想の状態」と定義したがりますが、実際にはそうではありません。心そのものが「ああ、自分はこれでいいんだ」と感じられることの方が自己肯定感というニュアンスに近いと言えます。ヨガの呼吸やポーズ、瞑想は理屈ではない部分からそれを教えてくれるのです。
世界は自分が作っている
ヨガに限らず、さまざまな分野の達人が共通していうこと。それは「世界は自分が作っている」ということ。自分の中の観念が世界を作っているのだとしたら、自分がそうだと決めたことが実現します。自己肯定感が低くて悩んでいる自分を作っていたらそうなるし、自己肯定感が高い魅力的な自分を想像したらそうなるのです。
ヨガと出会って自己肯定感がアップした体験
ここでは実践心理学講座に参加している人がヨガと出会って、自己肯定感がアップしたエピソードをご紹介します。
暴言ばかり浴びておびえながら辞めた劇団
初めてヨガ教室のレッスンに参加した時に私の人生が大きく変わりました。
その頃、舞台女優を目指して所属していた劇団を退団し、心にポッカリと穴が開いた様になって居ました。劇団では演技のレッスンの他に何種類かのダンスや歌のレッスンが有りましたが、私はいつも出来が悪いと言われ続けていました。「こう表現したい」と言うビジョンは有るのに思ったように体が上手く動かせず、先生に罵声を浴びせられ、オドオドしていました。父親にもいつも暴言を聞かされ、努力しても誉められた記憶が無く、違う自分になりたくて役者を目指しましたが、結局いつも周囲の声に怯えながら生きていて状況を変えられず、泣く泣く劇団を去ったのです。
活動の幅が広がったヨガとの出会い
劇団を辞めてからは先生に貶される事が無くなり心が軽くなったと同時に一生懸命になるものを無くし、淋しい毎日でした。そこで以前から興味の合ったヨガを体験することにしました。
レッスンが始まってすぐに、インストラクターの「人と自分を比べないで下さい。頑張りすぎる必要は有りません。」との声かけに心も体も解れて行く様でした。ホッとして涙が出そうになりました。いざヨガのポーズを取ってみると、少し難しそうに思える物も有りましたが、自分の体に無理のない範囲で動けば良いと安心して取り組めたので、逆に無駄な力が抜けてスムーズに進められました。筋肉の伸びや、体から涌き出る力強さ、呼吸等を感じ、他人に左右されない、確かな自分の様な物を感じられました。
その後もヨガ教室に通い、現在も自宅などでも毎日マイペースで続けていますが、気持ちが積極的になり色々な事に挑戦出来る様になりました。子供の頃は兄弟と比べられてスポーツが下手だと言われ続けましたが、マラソン大会に何度も参加し、フルマラソンも完走しました。新しい友人と富士登山をしたり、沢山の石が埋められた壁を登っていくボルダリングも始めました。「運動が下手」と言うのは他人の声を気にし過ぎる余り植え付けられた思い込みだと気づきました。
これからも「難しそう」とか、「私には無理かも」と思う事にも挑戦して行ける様にヨガを続けようと思っています。
回りの評価なんて関係ない
社会で生きていると根拠のない罵倒や無責任に可能性を否定してくる声を多く耳にしていまいます。
そのせいで、つらい人生を歩んでしまっている人もいます。
実際、つらいことが結果的に幸せなほうに導かれることもありますが、どうせなら自分を否定されることなく、自然に生きていきたいものです。
そんなときにでも自分は自分のままでいいんだと思えるのが自己肯定感です。
ヨガでは自分に無理なく、自分の存在そのものを意識しながら自分と向き合えるので、自己肯定感をあげるのには向いている運動です。
少し自信のない方で運動不足の方はヨガから始めてみるのはどうですか?
実践心理学講座にもヨガの先生はきているので、話を聞いてみるとよいかもしれません。