私の一番の宝物の時間
ひどいつわりを経験
生きていてよかったと痛感した瞬間は、やはり出産です。妊娠初期は、つわりがひどく、毎日船酔いのような状態でした。吐きつわりだったため、何を食べても気持ち悪くなり、食べることすらできなくなり、胃酸が出て、喉が切れて、吐いた時に、血が混じることも多々ありました。寝たくても、気持ち悪くて、寝付けないという生活が3か月続きました。こんなにつらいなら、赤ちゃんなんかいらないと思ったこともありました。
安定期にはいり、つわりはおさまりましたが、妊娠後期になると、お腹が大きくなり、自由がきかなくなってきました。寝るのも一苦労でした。
自然と流れる涙
こんな辛い妊娠生活でしたが、38週目を迎え、帝王切開での出産となりました。もちろん、手術台にのぼることも初めてでしたし、すごく不安でした。
半身麻酔でしたので、意識ははっきりしています。手術開始から、49分後、無事赤ちゃんが産まれました。赤ちゃんの顔を見たとき、自然と涙が流れてきました。
元気に産まれてきてくれて、ありがとう、生きていてよかったと心の底から思いました。
あれから、5年経ち、今は二人の子供に恵まれました。毎日忙しく過ごしていますが、子供の成長をみることができる日々を本当に幸せだと思っています。
かけがえのないものはありますか?
あなたにはかけがえのないものはありますか。
家族、子供、友人、そんな風に答える人はたくさんいますが、「自分」がかけがえのないものだと答える人は少ないです。あなたは誰かにとってかけがえのない存在であるはずです。あなたは誰かの家族であり、子供でもあり、友人でもあります。
そんなことをふと考えることができれば、少し自分のことを好きになりませんか。
少し気分が落ちてくると自分なんていてもいなくてもいいんだ、そんなことが頭をよぎることはないでしょうか。
あなたはあなたでいてくれているだけで誰かにとってかけがえのない存在なんです。
自分はきっと誰かの役に立てることがわかる実践心理学講座はそんなかけがえのないあなたのためにある講座です。