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高校時代の手話劇体験

2016/07/08 体験談
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手話

手話劇を通した大人たちとの交流

高校時代、父の知り合いに手話で劇団を作ると頑張っていた社会人で聴覚障害のある女性の方がいて、人が足りない手話から劇団作りを手伝って欲しいと頼まれ、その劇団の公演に参加するようになりました。別のアマチュア劇団と合同公演する話が持ち上がり、苦難を乗り越え一つの作品として、創作し作り上げる過程に参加し、達成し数カ所、各地公演することとなりそれぞれ地域の団体と交流してきました。それまで同じ年、未成年の高校時代の仲間としか交流がなかった生活から大人の人たちとともに作品を作り上げ交流させてもらった体験はとても貴重で、現在の自分の思想、立ち位置、考え方を教えてもらったような気がしています。

感動を与えられるのは人

障害を乗り越え、一つの芸術作品を作り上げた内容は、テレビにも取り上げられ手話を広める良い機会となりました。共に感動を分かち合える内容に作り上げる苦労は、並大抵でなく、私以外は、それぞれが仕事を終え、深夜までかかって稽古を繰り返していた当時を思い出すと、楽しくもあり、辛くもあり、笑いあり、涙ありで、斜に構えニヒルな学生時代を送っていた私にとって、これほど大人は熱くなれるものなのだ、人を動かせるものなのだと感動した思い出があります。それまで、お芝居について詳しくもなく、かえって人前で演技をするなど恥ずかしいと思っていた人でした。感動を与えられるのは、モノでなく人なのだと悟った高校時代の思い出です。

障害はハンデキャップじゃない

手が不自由、足が不自由、身体の病気、心の病気、トラウマ、こういったことがあると人はもう自分はダメだと思ってしまいますが、ほんとうにそうでしょうか。実践心理学講座を主催している椎名雄一先生は自身がひどいうつ病で8年間寝たきり、ひどいときは寝返りもできないほどでした。そんな先生が自分の体験を生かして始めたのが心理カウンセラーでした。つらいひとの気持ちがほんとうの意味でわかるのは当事者ならではです。
手話劇も普通に劇をやるだけでは、テレビで取り上げられるほど熱をもってできなかったかもしれません。障害があるからこそ、盛り上がったのだと思います。そう考えると障害というのはまったくハンデキャップではありません。存在しているだけで人を巻き込める力があるのです。あなたも今の悩みを生かして、人を巻き込んで何か大きなことを成し遂げるための第一歩を踏み出してみませんか?

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